知識の集積としての教養を超えて
諸学に潜在する歴史に培われた固有の「カタ」――これらの内面化こそ教養教育の最初のゴールだ。
タイトル | これからの教養教育 |
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サブタイトル | 「カタ」の効用 |
刊行日 | 2008年03月12日 |
著者 | 佐藤仁 編 |
定価 | 2000+税) |
ISBN | 978-4-88713-818-9 |
Cコード | 0330 |
ページ数 | 240 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
第Ⅰ部 「カタ」としての教養
古典文献学とはどういう学問か――人文学の「カタ」
中世日本における「文字遣い」をめぐって――コミュニケーションの「カタ」
歴史を録することと探求すること――歴史の「カタ」
儀礼が法をつくる――法学の「カタ」
教養としての発信力――リテラシーの「カタ」
コラム
「数学的な考え方」をめぐって、細胞・身体・運動と科学――自己理解の「カタ」を求めて
これじゃ科学技術立国も「カタナシ」――環境問題に関する議論の非論理性
歴史学と物理学の「カタ」の違い
「儀礼が法をつくる」を読んで)
第Ⅱ部 教養教育の再構築に向けて
《鼎談》これからの教養教育
イートンから海陽へ
ハーバード・カレッジの教養教育
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