一律法人化の光と影! 法人化の衝撃から4年、国立大学はどう変わったか?
自立への歩みの蔭で浮上してきた、大学間格差の拡大、研究と教育のアンバランス、教員の職員化等、今回の法人化が孕むこれら数々の問題点を、定点観測的アンケート調査はじめ詳細な資料を通じ分析・追求するとともに、行財政問題主導の改革を超えて、わが国高等教育の未来を見据えた新たな国家戦略の必要性を強調した、大学問題のすべてに通暁した著者による、時宜を得た労作。
タイトル | 国立大学・法人化の行方 |
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サブタイトル | 自立と格差のはざまで |
刊行日 | 2008年04月20日 |
著者 | 天野郁夫 著 |
定価 | 3600+税) |
ISBN | 978-4-88713-820-9 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 368 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序章 国立大学論――格差構造と法人化
第1章 法人化への道
第2章 法人化前夜
第3章 法人化一年後の現実
第4章 法人化の進展と課題
第5章 大学院の行方
終章 国立大学と国家戦略
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