本書では、防災、子どもの安全と発達、商店街の福祉空間化、脱施設の条件など、日本人と日本社会が直面する今日的課題に注目した。また、日常の生活施設や鎮守・寺院などが防災・復興資源として果たしている役割、子どもの犯罪被害防止に寄与している小学校や商店街のとりくみ、親と子の交流などによる家庭とその器である住居の教育・福祉力の再発見、また障害者が身の回りにいることの意義、農地や海岸などの生活空間としての意義、「労働の場」が居住福祉士言として重要な位置を占めていること、そしてすべて民営化の流れの中で公共施設大きな役割を果たしていること等々について述べた。
タイトル | 福祉資源発見の旅Ⅱ |
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サブタイトル | 地域の福祉力・教育力・防災力 |
刊行日 | 2008年03月05日 |
著者 | 早川和男 著 |
定価 | 700+税) |
ISBN | 978-4-88713-822-3 |
Cコード | 3336 |
ページ数 | 113 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
1 生活・福祉施設は防災資源
2 社寺は地域の居住福祉資源
3 子どもを見守る
4 商店街を居住福祉空間にする
5 障害者が住むまちの豊かさ
6 自然は居住福祉資源
7 「居住福祉」は「安居楽業」
付論 中国の健康公園
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