教育アカウンタビリティの具体的在り方とは?米英に始まる自律的学校経営の展開は、経営の結果責任すなわちアカウンタビリティの必要を俄然クローズアップした。本書は、自律化の進展著しいオーストラリア・ビクトリア州を焦点に、未だ必ずしも明確でないアカウンタビリティ・メカニズムの実際──責任の所在と範囲、目標設定と結果の評価、責任を問う主体と責任のとり方等を、事例研究を交え具体的に分析・考察した労作であり、自律的学校経営のスタートラインに立つわが国への大きな示唆となるだろう。
タイトル | オーストラリア学校経営改革の研究 |
---|---|
サブタイトル | 自律的学校経営とアカウンタビリティ |
刊行日 | 2009年7月1日 |
著者 | 佐藤博志著 |
定価 | ¥4180+税) |
ISBN | 978-4-88713-929-9 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 328 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序章 研究の目的と方法
第1章 自律的学校経営論の生成・発展と政策への影響
第2章 学校審議会
第3章 教育課程政策・人事政策・財務政策
第4章 アカウンタビリティ政策
第5章 事例研究
終章 自律的学校経営におけるアカウンタビリティのメカニズム
文献一覧
資料:インタビュー記録
索引
関連書籍