タイトル 都城の歩んだ道:自伝
刊行日 2009年9月1日
著者 都城秋穂著
定価 ¥3960+税)
ISBN 978-4-88713-932-9
Cコード 1340
ページ数 428
判型 四六
製本 上製

都城の人生前半を自らが書き下ろした遺稿、初の活字化。激動の昭和前半の地方農村出身の若手研究者が、旧制高校生、東大生、助手時代に抱いた苦悩と自分の道の発見への足跡。

総解説「地質学の巨人」都城秋穂の生涯
第一巻まえがき
第1章 幼年期から中学校まで:農村の抑圧された暗い生活(大正九年~昭和一三年:一九二〇~一九三八)
コラム:二〇〇八年一月三日付佐藤興平宛書簡
第2章 成城高等学校時代:自由に読み、考える生活の喜び(昭和一三~一六年:一九三八~一九四一)
第3章 東京帝国大学・学部時代:地質学への第一歩(昭和一六~一八年:一九四一~一九四三)
第4章 東京帝国大学・大学院時代:日本の敗戦と混乱期の東大(昭和一八~二〇年:一九四三~一九四五)
第5章 助手の時代:研究の出発(昭和二一~三三年:一九四六~一九五八)
第6章 日本地質学史のなかにおける異才:小島丈兒
第7章 私の道:変成作用の理論を求めて(昭和二一~三六年:一九四六~一九六一)
コラム:「東大のこと」(二〇〇五年二月一六日付磯崎行雄宛書簡 抜粋)
第8章 研究の黄金時代:アメリカに移ってからの新展開(昭和四二~平成二〇年:一九六七~二〇〇八)
コラム:「ラモントでの再出発」
コラム:「オルバニーの内部事情」
コラム:「オルバニーでの生活」
コラム: 「日本を忘れて暮らす」
コラム:「大転換期の日本人地質学者:都城秋穂」
A Japanese geologist at a time of turnover: Akiho Miyashir
oコラム:「人生のコントラスト」
コラム:「学士院賞」
コラム:「日本地質学会の健全化」
主な参考文献
都城秋穂和文年譜

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