浮彫りされるICUリベラルアーツの具体像結局教育の真の姿は、研究や制度・法規にも増して、教える者と教えられる者との間で交差し展開される、言葉と心の動きの中に最も鮮明に現れる。ICUリベラルアーツの主導者の一人故ワース教授に寄せられた多くの追悼記と自伝から成る本書は、数々の論議を越えてその教育の独自の手触りを伝えてくれるだろう。さらにそれが理学科という場での実例が中心であるだけに、専門教育と教養教育との関係という難問にも示唆するところ大に違いない。
タイトル | ICUリベラルアーツの心 |
---|---|
サブタイトル | 回想のワース先生 |
刊行日 | 2009年10月1日 |
著者 | 回想のワース先生編集委員会 |
定価 | 3200+税) |
ISBN | 978-4-88713-946-6 |
Cコード | 1037 |
ページ数 | 336 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はじめに
第Ⅰ部 回想のワース先生
第Ⅱ部 わが生涯とICU
第Ⅲ部 略年譜・主要業績目録
あとがき
関連書籍