真の人権文化の実現をめざして一口に「理解」といっても、その実態は人により大きな相違がある。とりわけ「人権」の場合、身近に実感のない通り一遍の知見から、理念実現をめざす行動への強い促しに至るまで、著しい落差がある。本書が副題に掲げる真の理解のためには、隠れた人権侵害をも見通す強靱な想像力が不可欠なのだ――理念と制度に関する詳細な解説とともに、豊富な具体的事例を通し、人権の実現に対する切実な想像力を高める、翻訳14カ国の名著待望の翻訳。
タイトル | ワークアウト国際人権法 |
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刊行日 | 2010年6月1日 |
著者 | ヴォルフガング・ベネデェック編/中坂恵美子・徳川信治編訳 |
定価 | ¥3300+税) |
ISBN | 978-4-7989-0002-5 |
Cコード | 3032 |
ページ数 | 3286 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
I 「人権」という概念を理解するための序論
II 人権に関する諸問題の構成要素
1 拷問の禁止
2 貧困からの自由
3 無差別
4 健康に対する権利
5 女性の人権
6 法の支配と公正な裁判
7 宗教の自由
8 教育についての権利
9 子どもの人権
10 武力紛争における人権
11 労働の権利
12 表現の自由とメディアの自由
13 民主主義に対する権利
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