巻末に全国1096学部の調査結果一覧を収録!全ての大学教育関係者、高校の進路担当者必読の書!いま、大学で初年次教育の在り方が大きな問題となっている。高校までの受動的な暗記型教育から、大学で求められる能動的な学習への転換の難しさが、学習意欲・目的意識のない学生を生み出しているからである。本書は、河合塾が総力を挙げ実施した「全国大学初年次教育調査」の結果分析に基づき、進んだ大学の取り組みを詳細に紹介。各方面の研究者による、今後の課題を提示する示唆に富んだ問題提起も収録。
タイトル | 初年次教育でなぜ学生が成長するのか |
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サブタイトル | 全国大学調査から見えてきたこと |
刊行日 | 2010年6月1日 |
著者 | 河合塾編 |
定価 | ¥3080(本体¥2800+税) |
ISBN | 978-4-7989-0003-2 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 352 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに
第1部 河合塾からの初年次教育調査報告
〈評価の視点A~C〉別にみたグッドプラクティスの事例集
第2部 大学からの先進的初年次教育の事例報告と質疑応答
複数の初年次ゼミを有機的に結合:高知大学 (農学部)
ポートフォリオシステムでも成果:金沢工業大学(全学)
全教員出動で初年次教育を推進:信州大学(繊維学部 化学・材料系)
初年次教育をテコに大学改革を推進:嘉悦大学(経営経済学部)
3人の特任講師中心で全学の初年次教育をカバー:三重大学(全学)
学生に将来設計を考えさせる初年次教育:名古屋商科大学(全学)
第3部 初年次教育のこれからを考える問題提起
新しい評価のパラダイム(松下佳代)
知の活用のためのコラボレーション(三宅なほみ)
日本における初年次教育10年を踏まえ、次の展望は(山田礼子)
巻末資料――1096学部の調査結果一覧
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