学生の学びを保証する学生支援体制の制度化
学生の多様化と学力の多層化が進んでいる大学の学生支援には、大学全体の組織的連携が不可欠だ。大学教員と専任アドバイザー等との協働体制により、学生の進路や将来の目標をともに考え、その実現に向けた学習支援を行うアカデミック・アドバイジングこそ、日本の大学で喫緊の課題に他ならない。アメリカで確立したこの制度の全体像とともに、アドバイジングの根幹をなす専任アドバイザーの専門性と実践を詳論した本書は、日本で初めての体系書であり、まさに大学関係者必読の書である。
タイトル | アカデミック・アドバイジング |
---|---|
サブタイトル | 日本の大学へのアメリカの示唆 |
刊行日 | 2015年11月25日 |
著者 | 清水栄子 |
定価 | ¥2640(本体¥2400+税) |
ISBN | 9784798913032 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 224 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序 章 本研究の目的と課題
第1章 アカデミック・アドバイジングの歴史と展開
第2章 アカデミック・アドバイジング制度の現状と課題
第3章 アカデミック・アドバイジングの現場を訪ねて
第4章 アカデミック・アドバイジングの専門職性とアドバイザーの専門性
終 章 要約と日本への示唆
関連書籍