大学と大学院の入試制度を総合的に考察する
常に社会的関心の的である大学入試に比べ、大学院入試の注目度は明らかに低い。中・台・韓・日共通のこの状況は、各国両入試に関する研究蓄積の差にも現れている。本書の最大の特色は、各々の国情を踏まえつつ共に重要な柱である高等教育の両入試制度の共通性と相違性を明らかにするだけでなく、両制度改革のさらに先にあるものを包括的に考察した点にある。アジアを先導するエンジンの役割を持つ4か国の高等教育入試の現状と改革を活写した本書は、まさにこの分野における類例のない研究である。
タイトル | 東アジアの大学・大学院入学者選抜制度の比較 |
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サブタイトル | 中国・台湾・韓国・日本 |
刊行日 | 2016年2月25日 |
著者 | 南部広孝 著 |
定価 | ¥3520(本体¥3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1332-2 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 208 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
まえがき
序 章 問題関心と本書の目的
第1章 中国における大学及び大学院の入学者選抜
第2章 台湾における大学及び大学院の入学者選抜
第3章 韓国における大学及び大学院の入学者選抜
第4章 日本における大学及び大学院の入学者選抜
第5章 比較考察
終 章 2つの入学者選抜制度から見えるもの
引用・参考文献/あとがき/索引
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