人道研究ジャーナル 2016 ― 第五号 目次 ―
【巻頭挨拶に代えて】
犠牲で生かされる者として―共同体の紐帯としてのシンパシー (井上忠男)
【特別寄稿】
サイバー戦争における法とタリンマニュアル (ビル・ブースビー)
【特集1:被爆七〇年】
◆大戦から七〇年。世界は転換の時を迎えたか。 (リン・シュレーダー)
◆核兵器の非人道性と戦争の非人道性 (水本和実) ―被爆七〇年のいま、広島が訴えるべきこと
◆被爆七〇年目の人道理念 ―核兵器廃絶を目指す人道的アプローチにみる (齊藤彰彦)
【特集2:戦後七〇年―元従軍看護婦たちの証言】
◆講 演 十六歳・新人看護婦が見たフィリピン (木村美喜)
◆インタビュー ◇使命感に燃え大陸を流転する (齋田トキ子)
◇ソ連軍の進駐―緊迫した満州の地で (阿部惠子)
◇友と生き抜いた敗戦後の中国 (武田金子/大野和枝)
◇引き揚げ支援でラバウルへ (佐藤トシ子)
◆手 記 ◇赤十字条約に守られてビルマからインドへ (平井越子)
【寄稿】
流動する二〇一〇年代の世界の構図―難民問題の政治的背景 (墓田 桂)
原発事故から五年―福島から見えること (小林洋子)
《ポエム・フクシマ》 嘆きの海(東日本大震災)から (藤田伸朔)
厳冬期!大規模災害にどう立ち向かう ―積雪寒冷地の冬期被災を想定した災害対策 (尾山とし子/根本昌宏)
価値観外交と人道支援の軋み ―日本の国際人道支援への貢献に関する一考察 (堀江正伸)
《ベトナム戦争終結四〇年》日本赤十字社の「ベトナム難民援護事業」をふり返る (田島 弘)
人生のやりがいと赤十字に身を置く誇り 〝社会に貢献するモラルの高い病院〟をめざして (石川 清)
《書評エッセイ》『大学の歴史』から考える〝大学とは何か〟 (河合利修)
《赤十字発見の旅》佐賀―赤十字ゆかりの地を歩く (大西智子)
【赤十字基本原則 採択五〇周年記念】
赤十字七原則エッセイコンテスト 入賞作品
英文原稿
編集後記
タイトル | 人道研究ジャーナルVol.5 |
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サブタイトル | 特集:戦後70年 |
刊行日 | 2016年3月31日 |
著者 | 日本赤十字国際人道研究センター |
定価 | ¥2200(本体2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1357-5 |
Cコード | C3031 |
ページ数 | 256 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
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