ナチズムと戦ったリットの講演第3弾!
我々現代人が社会の繁栄とともに「核なき」平和な世界をめざすとき、ナチズムを一貫して批判し、民主的刷新を訴えたドイツ人科学者リットのその社会に対する意識は、被爆71年後の広島を訪問した現職大統領オバマ氏の「所感」と共通するものがある。両者は、その社会に対する責任をめざめさせ、世界の非核化と平和を牽引・実現する勇気を我々日本人に改めて喚起するものだ。
タイトル | 歴史と責任 |
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サブタイトル | 科学者は歴史にどう責任をとるか |
刊行日 | 2016年8月6日 |
著者 | テオドール・リット著 小笠原道雄・野平慎二編訳 |
定価 | ¥1980(本体¥1800+税) |
ISBN | 978-4-7989-1376-6 |
Cコード | C1030 |
ページ数 | 144 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
編訳者まえがき
Ⅰ 現代を歴史的に理解する
Ⅱ 歴史と責任
Ⅲ 歴史の意味と特殊な者としての自己
あとがきに代えて―オバマ「所感」とリットの歴史意識をめぐって
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