多様化した大学評価の総合化をめざして
我が国の大学評価は多様化の一途を辿っている。義務化された自己点検・評価、第三者評価、法人業績評価等、評価は重層・複雑化しているのだ。だがこの状況の中やはり不可欠なのは大学の理念・使命の明確化だ。もとより多くの期待集中の場である現代大学の在り方を単純に割り切ることはできないが、その点の追究なくしては、全ては「評価のための評価」と化すだろう。国際的視野の下、目的・基準・方法に対応して大学評価の総合的体系化をめざした本書は、まさに関係者必読の労作である。
タイトル | 大学評価の体系化(JUAA選書 第15巻) |
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刊行日 | 2016年10月20日 |
著者 | 大学基準協会監修 高等教育のあり方研究会・生和秀敏編著 |
定価 | ¥3520(本体¥3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1390-2 |
Cコード | C3037 |
ページ数 | 408 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
主要目次
序 章
第一部 大学評価の背景と現状
第1章 大学論の変遷と展開
第2章 大学改革の方向
第3章 大学評価の歴史的展開
第4章 大学評価の制度化
第5章 大学評価の国際的動向
第二部 大学評価の体系化に向けて
第1章 大学評価論の理解
第2章 大学評価の展開
終 章 調査研究の総括
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