特集:学力格差是正に向けた各国の取り組み(課題研究Ⅰ)
タイトル | 比較教育学研究54 |
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刊行日 | 2017年02月15日 |
著者 | 日本比較教育学会編 |
定価 | ¥1980(本体¥1800+税) |
ISBN | 978-4-7989-1416-9 |
Cコード | C3037 |
ページ数 | 240 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
<論文>
新興国マレーシアにおける高等教育機関の留学生受け入れ動機 (金子 聖子)
―留学生および大学教職員の視点に着目して一
ブラジルにおける校長直接選挙(田村 徳子)
―行政的専門性確保と民主的コントロールの関係―
サブサハラ・アフリカ教育研究におけるシティズンシップ論の二重性(佃 瞳)
―アフリカにおける二つの公共(publics) に着目して一
韓国における外国人留学生受入の質向上に関する分析 (塚田 亜弥子)
―外国人留学生誘致・管理力量認証制に消目して―
ケニア西部の中等学校における質的改善 (小川 未空)
―学校および生徒の選択に着目して一
イングランド教員養成政策における「学校ベース」の含意の変容 (山崎 智子)
―「技能職」と「専門職」をめぐるダイナミクス―
<大会報告>
特 集(課題研究I ) 学力格差是正に向けた各国の取り組み
特集の趣旨(園山 大祐)
学力格差是正に向けたアメリカ合衆国の取り組み (大桃 敏行)
一連邦教育政策の展開とチャーター・スクールの挑戦一
学力格差是正に向けたドイツの 取り組み (濱谷 佳奈)
―ノルトライン・ヴェストファーレン州の事例に注目して—
学力格差是正策に向けたシンガポールの取り組み (シム・チュン・キャット)
―民族による方針と課題の違い一
ラオスにおける学力調査の現状と格差是正の試み(乾 美紀)
―地域間格差を中心に―
学力格差是正策への批判的検討のために(池田 賢市)
公開シンポジウム 2030年に向けた教育を展望する(沢村 信英)
課題研究Ⅱ グローバル化時代における教育を考える(山内 乾史)
―才能教育の視点から―
<書評>
福田 誠治著『国際バカロレアとこれからの大学入試改革―知を創造するアクティブ・ラーニング』(遠藤 忠)
嶋内 佐絵『東アジアにおける留学生移動のパラダイム転換―大学国際化と「英語プログラム」の日韓比較』(太田 浩)
<文献紹介>
園山 大祐著『岐路に立つ移民教育―社会的包摂への挑戦』 (菊池 かおり)
小松 太郎編著『途上国世界の教育と開発―公正な世界を求めて』(小松 太郎)
杉本 均編著『ブータン大国の教育変容―近代化と「幸福」のゆくえ』(杉本 均)
村田 翼夫編著『多文化社会にこたえる地球市民教育―日本、北米、ASEAN、EUのケース』(村田 翼夫)
Yamada Shoko(Ed.) Post-Education-For-All Sustainable Development Paradigm: Structural change and diversifying actors and norms(山田 肖子)