赤十字の戦時中から現在の国内外の活動を当事者が描く。
タイトル | 人道研究ジャーナル vol.6 |
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刊行日 | 2017年03月31日 |
著者 | 日本赤十字国際人道研究センター編著 |
定価 | ¥2200(本体¥2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1422-0 |
Cコード | C3031 |
ページ数 | 328 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
人道研究ジャーナル 2017 -第六号 目次-
赤十字理念の誕生―人類への愛国心
【特集1 : 現代世界・核廃絶と国際人道法】
①人道支援と核廃絶
岐路に立つ核軍縮―交渉の歴史と最近の動向
人道支援における「独立」概念をめぐる一考察
《トピックス》赤十字シンポジウム三〇周年を迎える
②現代世界と人道
戦禍の人々を守る「戦時の決まりごと」
人道的価値観の普及に教育は何ができるか
《コラム》試される人道の力―分断する世界と赤十字
③現代世界と国際人道法
武装ドローンの悲劇を阻止するために―法的、心理的及び政策的な解決策
国際人道法遵守メカニズム設立に向けた取り組み
現代日本の捕虜取扱いシステムについての一考察
赤十字標章法の違反行為と罰則規定
第三九回サンレモ円卓会議報告
【特集2 : 赤十字と歴史】
第二次世界大戦中の国内捕虜および抑留民間人の待遇
《震災シンポジウム報告①》濃尾地震における医療救護と日本赤十字社の活動
《震災シンポジウム報告②》熊本地震の救援活動、被災状況および復興への道
日本赤十字社の原爆緊急人道支援の歴史について
《インタビュー》『日赤看護婦・戦時救護活動』
◇長崎での原爆被爆者の救護
◇終戦前の熾烈な救護活動
◇引揚帰還者の支援活動
「大韓赤十字社八〇年史」に見る歴史記述―日本の朝鮮半島進出時代を中心として
【特集3 : 赤十字と国際災害対応】
日本の国際協力団体による国内災害対応に関するナレッジ・マネジメントモデルの提案
「赤十字災害救護の原則と規則」の変遷
東日本大震災の陰に隠れた国際救援
《医療の現場から》日本の地域医療とアフリカでの医療救援
【紀行】
赤十字基本原則採択五〇周年記念「赤十字7原則エッセイコンテスト」賞品旅行スイス視察研修参加報告書
ポーランド・アウシュビッツを訪ねて
編集後記