タイトル 比較教育学研究55
刊行日 2017年7月31日
著者 日本比較教育学会編
定価 ¥1870(本体¥1700+税)
ISBN 978-4-7989-1441-1
Cコード C3037
ページ数 216
判型 A5
製本 並製

<特集> 紛争の影響を受けた社会における教育の役割と課題
特集の趣旨(小松太郎)
紛争と教育―国際的な政策議論および動向―(荒川奈緒子)
ケニア北西部カクマ難民キャンプの生活と教育
―就学の実態と当事者の意識―(山本香、澤村信英、内海成治)                      
紛争影響国における識字教育の意義と課題(小荒井理恵)
―アフガニスタンを事例として― 高柳 妙子
アフガニスタンにおける児童の読書習慣の学習達成度に対するインパクト(三宅隆史)
東ティモールのセカンド・チャンス教育(小松太郎)
―紛争復興社会の教育ダイナミズム―
The Global Education Policy of School-Based Management
in Conflict-Affected Contexts: A Cautionary Tale(D. Brent Edwards Jr)

<論文>
小学生の学習習慣の形成メカニズム
―日本・香港・上海の都市部の比較―(垂見裕子)
韓国における高等教育改革下の大学開放―慶北大学の「名誉学生制度」のケーススタディ―(金明姫)
インドネシアにおける非行少年の立ち直り支援
―ムシャワラ(合議)を通じた問題解決と地域の役割に着目して―(神内陽子)
ポル・ポト政権期後国家再建期カンボジアにおける「無資格教師」の自己認識と経験
―地方都市の小学校教師による語りから―(千田沙也加)

<書評>
本所恵著『スウェーデンにおける高校の教育課程改革―専門性に結び付いた共通性の模索』(林寛平)
丸山英樹著『トランスナショナル移民のノンフォーマル教育―女性トルコ移民による内発的な社会参画』(見原礼子)
伊藤亜希子著『移民とドイツ社会をつなぐ教育支援―異文化間教育の視点から』(木戸裕)

<文献紹介>
白幡真紀著『イギリスにおける学習と訓練の公共管理システム―需要主導アプローチへの転換』(白幡真紀)
石川真由美編著『世界大学ランキングと知の序列化―大学評価と国際競争を問う』(石川真由美)
園山大祐編著『教育の大衆化は何をもたらしたか―フランス社会の階層と格差』(園山大祐)
山内乾史・武寛子編著『学修支援と高等教育の質保証Ⅱ』(武寛子)
OECD教育研究革新センター編著、木下江美・布川あゆみ監訳『21世紀型学習のリーダーシップ―イノベーティブな学習環境をつくる』(木下江美・布川あゆみ)
平田利文編著『アセアン共同体の市民性教育』(平田利文)

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編集後記

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