子どもたちの営為と現代社会の総合的考察
親がいて、子がいる。
人類史に連なる世代のチェーンが、現代の子どもたちにまでつながっている。
世代継承というタテ軸と、同時代の社会状況というヨコ軸、この狭間で子どもたちは実に多様な生育を遂げる。
本書で示されるのは、国内外の事例・統計分析、著者自身の経験、実地調査など多角的視野から捉えた、現代世界の子どもをめぐるあらゆるいとなみの鳥瞰である。
同時に、ケーススタディを重視することで、親と子という関係の奥深さと、子どもの諸行動を引き起こす現代社会の力学が、深く読者の心に届くだろう。
タイトル | 現代世界の子どもたち |
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サブタイトル | 副田義也社会学作品集第IV巻 |
刊行日 | 2017年 |
著者 | 副田義也 |
定価 | ¥5060(本体¥4600+税) |
ISBN | 978-4-7989-1442-8 |
Cコード | C3336 |
ページ数 | 512 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
1現代世界の子どもたち
プロローグ
Ⅰ事例による接近
Ⅱ統計による接近
エピローグ
2家庭教育ノート
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
3和泉子と犬たち
4年少労働者の実態―沼津・三島地域における調査報告―
5交通遺児家庭の生活構造と生活問題
あとがき/著者紹介㈢/索引
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