「利己的」資本主義の限界を超えて―。
その先にある新たなイノベーションのあり方とは?
ドラッカーが30年以上前に示したイノベーションの具体的な方法論は、様々な領域で唱えられるようになった現代的な「イノベーション」創造にも重要な示唆を与えている。大学改革事業に深く関わってきた著者の豊富な実践経験も取り入れてドラッカーのイノベーション論の現代的意義を再構築する本書は、これからの経済、市場、企業、競争のあり方を整序するイノベーションの重要な役割を提示した力作である。
タイトル | ドラッガー『イノベーションと企業家精神』で学ぶ発想転換戦略 |
---|---|
サブタイトル | 私の経験 |
刊行日 | 2018年8月20日 |
著者 | 坂本和一 |
定価 | ¥2200(本体¥2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1514-2 |
Cコード | C1034 |
ページ数 | 208 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
はじめに
Ⅰ.「イノベーションの発明」―『イノベーションと企業家精神』(一九八五年)の歴史的意義
Ⅱ.イノベーションの方法——『イノベーションのための七つの機会』
Ⅲ.『発想転換』なくして『イノベーション』なし―私の経験
Ⅳ.「アイデアによるイノベーション」―その役割と進め方
Ⅴ.公的機関のイノベーションをいかに進めるか——大学のイノベーションとドラッカーの警鐘
Ⅵイノベーション志向は『利己』の資本主義を超える——市場競争におけるフェアプレイのために
関連書籍