学問分野の枠組みを越え、「知識」を問い直そう―。
インターネットで検索すれば出てくる情報を無批判に受容したものは、その人の「知識」とは言えない。得た情報を吟味して、自己の価値判断に基づいた目的の探求をつなぐことで、「知識」としての体系化がはじめて進む。そうして再生成された「知識」が、社会構造そのものを変革しうる力となるのである。
タイトル | 【越境ブックレットシリーズ第1巻】知識論 |
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サブタイトル | 情報クラウド時代の”知る”という営み |
刊行日 | 2019年06月25日 |
著者 | 山田肖子 |
定価 | ¥1100(本体¥1000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1566-1 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 120 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
序文―本シリーズの考え方
1 はじめに―知識への不安とクラウド化
2 「学校化」と「脱学校」
3 〝学ぶ〟という行為
4 知識は誰のものか
おわりに―知識生成と活用の自由化
引用・参考文献
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