哲学を創造する年刊誌。
ー人を想い、ひとおもいに熱く、ひとつの思いをー
「さまざまな当事者」として、障がい者支援・反差別・観光・原発被災にかかわる「当事者」たちの営為を記した特集計4点。
「私がもっとも自分らしくいる時・生きていると感じる時」を題材に、キャスター、作家、大学教員、弁護士、翻訳家、大学生など多様な職種・年齢層の人々によるコラム計10点。
「哲学が役に立った経験」のアンケート回答計11点。論考6篇。エッセイ2篇。
現代社会における新たな哲学的思索創造の試み、待望の創刊号。
タイトル | ひとおもい 創刊号 |
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刊行日 | 2019年08月20日 |
著者 | 木田 直人・鈴木 泉・乗立 雄輝・松永 澄夫編 |
定価 | ¥2750(本体¥2500+税) |
ISBN | 978-4-7989-1581-4 |
Cコード | 3010 |
ページ数 | 288 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
創刊の辞 (木田直人)
特集 さまざまな当事者
特集に当たって (伊東俊彦)
「当事者」のアートとしての「アール・ブリュット」 (伊東俊彦)
―浦河ひがし町診療所の取り組みから―
非当事者による反差別 (高橋若木)
―「ポリティカル・コレクトネス」から考えるー
地域文化観光における価値の発見・伝達・創造 (原 一樹)
―高野山を訪れる外国人観光客調査を手がかりに―
〈場所〉とその記憶 (佐藤香織)
―二〇一一年三月一一日以降の福島県双葉郡富岡町を起点として―
コラム特集 私が最も自分らしくいると感じるとき・生きていると感じるとき…
安藤優子・小野寺容資・後藤正治・酒井厚・佐藤菜美・柴田元幸・鈴木萌花・髙井伸夫・鮒谷周史・横田 仁
アンケート 哲学が役に立った経験
論 文1
自信のもちかた (木田直人)
相互性について (伊多波宗周)
分類するとは意味づけ、評価し、分類相手に対する態度の大枠を設定すること(松永澄夫)
エッセイ
わたしを見つめるわたし (酒井一途)
祈りについて (鈴木 泉)
論 文 2
アニメ・エクスペリエンス①:速度の芸術としてのアニメ( 川口茂雄)
―『宇宙よりも遠い場所』ー
始まりがないことについて (乘立雄輝)
「ある」と「べき」 (木村史人)
執筆者紹介
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