タイトル 比較教育学研究59
刊行日 2019年08月20日
著者 日本比較教育学会編
定価 ¥1980(本体¥1800+税)
ISBN 978-4-7989-1584-5
Cコード 3037
ページ数 229
判型 A5
製本 並製

<特集> 大学のサービス・ラーニング
特集の趣旨(中矢礼美)
米国高等教育におけるサービス・ラーニングの発展と課題―大学教員に対する支援に注目して—(五島敦子)
日本の大学におけるサービス・ラーニングの動向と課題(福留東土)
インドネシアの大学におけるサービス・ラーニング―Kuriah Kerja Nyata(KNN)の制度化の特徴と課題―(中矢礼美)
中国の大学におけるサービス・ラーニング―「服務学習」導入と展開の可能性—(日暮トモ子)
南アフリカ共和国の大学におけるサービス・ラーニング(山崎瑛莉)

<自由投稿論文>
通常学校への全員就学をインクルーシブ教育として志向することに伴う困難
—スコットランドにおけるACEsを有する子どもたちの事例から—(伊藤駿)
20世紀後半エジプトにおける農村部の近代的イスラーム学校の拡大
—住民の「自助努力」による学校設置過程に着目して—(内田直義)
関係的信頼の視点から捉えた住民参加型学校運営での校長の役割
—ガーナの事例研究から—(澁谷和朗)
学校における多文化教育資するイギリスの学校主導型教員養成カリキュラム—SCITT(School-centred Initial Teacher Training)の比較ケース分析—(盛藤陽子)

<書評>
布川あゆみ著『現代ドイツにおける学校制度改革と学力問題』(坂野慎二)
橋本憲幸著『教育と他者――非対称の倫理に向けて』(北村友人)
宮本健市郎著『空間と時間の教育史――アメリカの学校建築と授業時間割からみる』(末藤美津子)

<文献紹介>
興津妙子・川口純編著『教員政策と国際協力――未来を拓く教育をすべての子どもに』(興津妙子)
澤村信英編著『発展途上国の困難な状況にある子どもの教育――難民・障害・貧困をめぐるフィールド研究』(澤村信英)
ジャック・ジェニングズ著、吉良直・大桃敏行・高橋哲訳『アメリカ教育改革のポリティクス――構成を求めた50年の闘い』(吉良直)
村田翼夫著『東南アジアの教育モデル構築――南南教育協力への適用』(村田翼夫)
山内乾史編『才能教育の国際比較』(山内乾史)
山内乾史編『若手研究者必携 比較教育学の研究スキル』(米原あき)
李霞編『グローバル人材育成と国際バカロレア――アジア諸国のIB導入実態』(李霞)
Mikiko Nishimura & Toshiaki Sasao (Eds.)
 Doing Liberal Arts Education: The Global Case Studies(西村幹子)
Masahiro Tanaka(Ed.)
 Student Engagement and Quality Assurerance in Higher Education: International Collaborations for the Enhancement of Learnning(田中正弘)

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編集後記

関連書籍
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