無作為抽出によって選ばれた市民たちによって行われる市民討議会―ミニ・パブリックス―に継続的に取り組んでいる愛知県春日部郡豊山町、愛媛県伊予市。
両自治体の事例と玉川まちづくりハウスの活動事例(コミュニティ・デモクラシーに基づくコミュニティ・マネジメントの実践活動)を通して、現代社会にはコミュニティ圏域における多様な市民による熟議の『場』が重要であることを提唱し、ミニ・パブリックスの制度化と熟議システムのマネジメントが、都市内分権による地域自治制度と合わせてこれからのコミュニティ政策に求められることを指し示す。
シリーズ | まちづくりブックレット |
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タイトル | 熟議するコミュニティ |
サブタイトル | まちづくりブックレット5 |
刊行日 | 2021年12月27日 |
著者 | 伊藤雅春 |
定価 | ¥1100(本体¥1000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1600-2 |
Cコード | 0336 |
ページ数 | 96 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに
序として
第1章 熟議民主主義におけるミクロ―マクロ媒介問題
第2章 共同主観性から生まれるコミュニティ・デモクラシー
第3章 コミュニティ・マネジメントを実現するコミュニティ政策
まとめ
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