来るエビデンスの時代の羅針盤――今日の社会的要請に応えたFD実践とは何か?
世界の高等教育の環境はオンライン授業の拡大、任期付教員や非常勤教員の増加により、急速に変化している。これに今日ではコロナが覆い被さるといった激変の時代において、学生や教職員、大学経営のより複雑化したニーズに応えるために、アメリカでは「チェンジ・レバー(変化の梃子)」の役割としてFDが重視されている。本書は、アメリカFD専門職団体(POD)会員を対象に実施された2回の継続調査を基に、米国内外のFDネットワーク連携、大学ごとのFD組織の差異、実施しているFDサービスの現状と課題を余すところなく明らかにし、来るエビデンスの時代のFD実践として新たな指針を提供する!
(林透・深野政之・山崎慎一・大関智史訳)
タイトル | エビデンスの時代のFD |
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サブタイトル | 現在から未来への架橋 |
刊行日 | 2020年6月30日 |
著者 | A・L・ビーチ、M・D・ソルチネリ、A・E・オースティン、J・K・リヴァード著 |
定価 | ¥3080(本体¥2800+税) |
ISBN | 978-4-7989-1608-8 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 248 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
日本語版の序文/エビデンスの時代に向けた日本版FDのための処方箋/翻訳にあたって
序 論
第1章 私たちは誰なのか?
第2章 私たちの職務は何を目指しているのか?
第3章 どこで誰と仕事をしているのか?
第4章 対象とするFDサービス
第5章 ファカルティ・ディベロップメントの方法
第6章 私たちはどこへ行くのか?
第7章 私たちの職務の中で、アセスメントをどのように行うのか?
第8章 私たちは何を学んできたのか?
附録A 質問用紙/附録B 大学類型別サービス
参考文献/原著者紹介/訳者紹介
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