ゆたかな社会を希求して――。
新自由主義的な競争が国際社会を跋扈する今日、教育は経済の生産性を高めるための道具と化し、学びは経済の奴隷状態に陥っている。
教育と社会が個人化・市場化・他者化の流れにがんじがらめとなる中、新たな社会の創造に向けた思索と試みが待望される。
「他人事≒自分事」という視点を突破口として今日にふさわしい教育改革のあり方を説き、その先にある私たちの新しい生き方・社会の可能性を切り拓く!
シリーズ | 越境ブックレットシリーズ❸ |
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タイトル | 他人事≑自分事 |
サブタイトル | 教育と社会の根本課題を読み解く |
刊行日 | 2020年3月20日 |
著者 | 菊地栄治 |
定価 | ¥1100(本体¥1000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1631-6 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 128 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに――「他人事≒自分事」のはじまり
1ゆたかな学びの危機―新自由主義の教育改革を批判する
2「他人事≒自分事」を阻むもの―近代の正体をさぐる
3「他人事≒自分事」で学びの構造を転換する
つながりのためのむすび:光の射す方へ―私たちはどう生きるのか
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