シリーズ ひとおもい
タイトル ひとおもい2
刊行日 2020年7月31日
著者 木田直人・鈴木泉・乘立雄輝・松永澄夫編
定価 ¥2750(本体¥2500+税)
ISBN 978-4-7989-1649-1
Cコード 3010
ページ数 272
判型 B5
製本 並製

現代社会における新たな哲学的思索創造の試み―第2巻
さまざまな「感情」を主題とした哲学的考察を行う特集1。
科学知の根底にあるものを、経験知、数学、測定と実験、技術への応用において考慮すべきことなどを、科学者・技術者が徹底的に考える特集2。
その他、書簡1 点、エッセイ2 点、インタビュー1 点、論考4 点を収録。
人を想い、ひとおもいに熱く、ひとつの思いを込め、人々の「生」を取り巻いた広大な思索の原の奥深くへと誘う第2 巻。

■特集1 感情
特集に当たって (村瀬 鋼)
愛するということ―恋愛試論― (村瀬 鋼)
「美的感情」と拡大される「現在・持続」 (馬場 朗)
力も正しさもない怒り (手塚 博)
良心の呵責と自己意識 (大西克智)
■書 簡
老いの時間 〈老婦人から友人の娘さんに宛てた手紙〉
【エッセイ】
呼吸すること (鈴木 泉)
名前は誰のもの (三浦まり)
■特集2 科学知の根底を探る―科学・技術の現場から―
科学の知とは何か (吉田善章)
物理学が生みだす「空間」と「モデル」 (吉田善章)
付論:「計る」ということ (吉田善章)
現象の認識と記述を巡る「存在」の問題(小澤徹)
プレートテクトニクスと地震 (鳥海光弘)
大型構造物の設計―船や橋の設計の現場から(小沼恵太郎)
■インタビュー
「建築的視点」に立つこと―河田智成教授インタビュー
(萬屋博喜)
■論 考
物個体の同一性と名辞以前の世界について( 伊佐敷隆弘)
ロゴスをのんだ犬 (木村史人)
家族と共同性 (伊多波宗周)
アニメ・エクスペリエンス②:
もう一人の自分を観測する/に観測されること(川口茂雄)

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