学生参加を基軸とした質保証システムの理論と実践ガイドマップ!
教育の質保証のための取り組みは、従来トップダウン式に進められ、学生の立場はないがしろにされてきた。他方、ボローニャ・プロセスの一環として定められた「欧州高等教育圏における質保証の基準とガイドライン(ESG)」では、ステークホルダーとしての学生参加を要件とする質保証のあり方が先進的に模索されている。ESGに関する批判的考察を通して、学生を大学の組織学習に不可欠の学習当事者と捉える理論モデルを構築し、実践のための具体的なガイドマップを提示した先駆的研究!
タイトル | 学生参加による高等教育の質保証 |
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刊行日 | 2021年02月05日 |
著者 | 山田 勉著 |
定価 | ¥2640(本体¥2400+税) |
ISBN | 978-4-7989-1660-6 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 144 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
Ⅰ 問題と目的
Ⅱ 高等教育における質保証概念と質の定義
Ⅲ ESGにおける学生参加による質保証
Ⅳ「学生参加による質保証」理論モデルの構築
Ⅴ ガイドマップの開発と事例検討
VI 結び
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