Society5.0の教育制度改革を問う」といった特集に加え、世界各国の幅広い最新教育制度について論じた論集第27号。
タイトル | 教育制度学研究27 |
---|---|
刊行日 | 2020年 |
著者 | 日本教育制度学会編 |
定価 | ¥2860(本体¥2600+税) |
ISBN | 978-4-7989-1666-8 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 316 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
特 集
■Society 5.0 の教育制度改革を問う
アイディアとしての「Society 5.0」と教育政策
―官邸主導の政策形成過程における政策転換に着目して― 合田 哲雄
パンデミックが加速する学校システムの変革と課題
―Society5.0 時代の教育の質保証と社会的公正確保に向けて― 貞広 斎子
Society 5.0 と次世代に向けた国立教育系大学の改革
―東京学芸大学大学院・教育インキュベーションセンターの取り組み―
佐々木 幸寿
イノベーション産業化戦略としての Society5.0 と
これからの学校 広瀬 義徳
自由研究論文
スコットランド総合教職評議会の下での生涯にわたる教師の専門的資質能力向上に対する支援体制に関する考察 ―専門職登録更新制度を中心として― 藤田 弘之
研究ノート
高大接続制度としての国際バカロレア(IB)の汎用性に関する実証的研究
―日本の大学に在学している IB 修了生の語りから― 江幡 知佳
「高校生のための学びの基礎診断」の政策形成過程に
おける中央教育審議会の役割 中村 恵佑
就学援助制度における教育の機会均等保障の課題
―申請主義を中心に― 栗原 千春
研究大会報告
■公開シンポジウム:基礎的な教育を受ける権利の保障を目指したこれからの義務教育制度のあり方
■課題別セッション
Ⅰ 義務教育段階における新たな教育機会保障とファンディング
Ⅱ 高校教育改革は高等学校・大学に何をもたらしたか?
Ⅲ 高等教育研究の新段階 ―キャリア教育を事例として―
Ⅳ 地方創生に果たす教育施設・人材の新たな活用に関する日英比較研究
Ⅴ これからの幼児教育改革の方向性を考える―幼児教育・保育の「義務教育化」の課題―
Ⅵ 現代米国教員制度をめぐる研究課題の再検討―ライフステージとアイデンティティを手がかりに―
Ⅶ 教育制度にとってのジェンダー・家族