民主主義に根ざした地方自治――その現状と課題を検証する!
少子高齢化や過疎化が問題視されて久しい今日、わが国の地方自治では自治体内分権を志向する様々な制度が設計・運用されてきた。
そしてそれは、人口規模や環境といった地域ごとの文脈の中で、独自の仕組みが試行錯誤されてもいる。
本書は、国内・外の各地域で行われている自治体内分権の具体事例の検証を通し、そこでいかなる成果・課題が生じているのかを明らかにする。自治会・町内会員、NPO、地域住民といった多様なステークホルダーの主体的参加を礎とした協議会型住民自治組織が分権化に果たす一般機能を明示した労作!
タイトル | 自治体内分権と協議会 |
---|---|
サブタイトル | 革新自治体・平成の大合併・コミュニティガバナンス |
刊行日 | 2021年4月 |
著者 | 三浦哲司 |
定価 | ¥3520(本体¥3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1690-3 |
Cコード | 3036 |
ページ数 | 256 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はじめに
序 章 自治体内分権を拓く
第1章 関係概念と分析視点
第2 章 革新自治体の隆盛と自治体内分権
第3 章 平成の大合併への対応と自治体内分権
第4 章 合併後の制度導入と自治体内分権
第5 章 コミュニティガバナンスへの期待と自治体内分権
第6 章 海外の自治体内分権―イタリア・トリノ市を例に
終 章 自治体内分権の展望
参考文献・参考資料/謝辞
関連書籍