金融経済をめぐるグローバルとローカルのせめぎ合いを描く!
企業の世界展開やキャッシュレス決済の拡大といった金融・経済におけるグローバリゼーションは、国・地域のローカルな経済事情にいかなる影響を及ぼしているのだろうか?「グローカル化」に関する金融理論研究に加え、メキシコやベトナムといった実際の新興国内における個別具体的な事例から、グローカルとローカル双方の文脈がせめぎ合う地域金融の実態を明らかにした挑戦的研究!
タイトル | グローバル化と地域金融 |
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刊行日 | 2021年4月 |
著者 | 内田真人・ 福光寛編著 |
定価 | ¥3520(本体¥3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1699-6 |
Cコード | 3033 |
ページ数 | 296 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はじめに
第Ⅰ部 金融リテラシーと地域金融
第1章 金融リテラシーの考察―グローカル研究の視点
第2章 グローカルな事象としてのリテール決済のキャッシュレス化
第Ⅱ部 理論編
第3章 情報非対称性と信用割当:Stiglitz and Weiss(1981)の再検討と拡張
第4章 企業規模別サーベイデータを用いた構造変化と循環変動の把握
第Ⅲ部 途上国の金融自由化・中小企業金融
第5章 メキシコの金融自由化のインパクト
第6章 ベトナムの金融深化と中小企業進出の現状
第Ⅳ部 中国社会主義―民主化なき市場化
第7章 グローカル研究と中国経済学研究
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