漸進的で実現可能な具体的改革が自助努力克服の道―京都大学名誉教授・江原武一の集大成の遺稿―
比較教育学や教育社会学、大学改革研究に多大な業績を残してきた江原武一先生が、前書『大学は社会の希望か―大学改革の実態からその先を読む』に昨今のコロナ禍情勢による変化や最新の文献を全章に加え、第二章「入学者選考・高大接続改革の構想」を新講し、増補改訂版刊行の準備をしている最中、校正最終段階で急逝。その後の校正作業を南部広孝先生(京都大学教授)が引き継ぎ、「あとがき」を付して遂に本書が完成に至った。今日における大学教育・評価・ガバナンス改革のあるべき方向性を指し示した、まさに大学改革の集大成。
タイトル | 日本の大学改革の方向 |
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刊行日 | 2021年10月 |
著者 | 江原武一 |
定価 | 税込3520円(本体3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1738-2 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 280 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はじめに
第一章 大学改革の進展
第二章 入学者選考・高大接続改革の構想
第三章 大学教育改革の条件―学部教育を中心に…
第四章 大学の管理運営改革の方向
第五章 大学評価の展開
第六章 日本の大学改革のゆくえ
あとがき(南部広孝)
引用・参考文献/索引
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