地域社会が担う精神保健の先駆国イタリアに学ぶ!
わが国における精神保健サービスは、長期入院を前提とした精神病院に依存し、そして退院後は家族ケアに依存してきた。近年は地域社会による精神保健サービスのあり方について様々な検討がなされているが、未だ暗中模索の只中にある―。地域社会が担う精神保健サービスにいち早く取り組んできたイタリア・トレントの「経験を基盤とした専門家(UFE)」たちの活動と、ボローニャでホームレス支援を行う団体「ピアッツァ・グランデ」の事例から、わが国の精神保健政策への援用可能性を示唆した居住福祉新ブックレット第4弾!
シリーズ | 居住福祉新ブックレット 4 |
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タイトル | 地域を基盤とした福祉のしくみ |
サブタイトル | イタリアの取り組みから |
刊行日 | 2022年4月5日 |
著者 | 野村恭代 |
定価 | ¥1100(本体¥1000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1753-5 |
Cコード | 1336 |
ページ数 | 112 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに
第1章 日本の精神保健福祉の歴史
第2章 イタリアの地域精神保健
第3章 日本における地域精神保健の取り組み
第4章 再びイタリアへ―ピアッツァ・グランデ(Piazza Grande)の取り組み
おわりに
注/文献
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