アフター・コロナ時代、新たな居住福祉社会の実現に向けて。
超高齢化社会、一人暮らし世帯の増加、経済格差拡大、建物の老朽化、都市開発等による強制転居、人的災害・自然災害、そしてパンデミック――。ソフト/ハード、国内/国外問わず様々な方面から押し寄せる社会変動の波によって、人々が安心して生活を営むために最も重要な「居住」が危ぶまれている。「一人ひとりにふさわしい居住」の実現を目指した、居住福祉叢書第3 弾!
タイトル | 居住福祉の諸相 |
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刊行日 | 2023年11月 |
著者 | 岡本祥浩・野口定久編著 |
定価 | ¥2200(本体¥2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1755-9 |
Cコード | 3036 |
ページ数 | 192 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに(岡本祥浩)
居住福祉叢書の刊行趣旨(早川和男)
序章 コロナが問う居住福祉―パンデミックを超えて―(野口定久)
第1 章 居住福祉学の新たな視点―生活資本論―(岡本祥浩)
第2 章 東アジア大都市における居住貧困問題と居住福祉の実践(全 泓奎・松下茉那)
第3 章 社会的包摂と居住福祉―地域コンフリクトの克服―(野村恭代)
第4 章 地域包括ケアと居住福祉―地域を基盤とした「住まいとケア」―(中田雅美)
第5 章 「居住福祉」と経済発展・政治意識(神野武美)
第6 章 コロナ危機に向き合う居住福祉社会―社会的距離と社会的包摂―(野口定久)
第7 章 居住福祉教育―社会がつくる居住―(岡本祥浩)
あとがき(野口定久)
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