長年の講義を基に異説と対比して通説判例の理解を深める体系的行政法テキスト!
本書は、法科大学院制度の目的とされる「通説判例を理解するだけでなく批判的に考察する思考力を修得する」ため、大胆に【異説】を提示することにより、行政法理論の全体像を俯瞰することを意図している。読者の興味を惹くユニークな序章を始めとして読み易さにも配慮し、初学者・行政に関心のある一般市民から司法試験・各種試験受験者、実務家まで、基礎知識を整理しながら行政法学の深みに触れることができる入門的基本書である。
タイトル | 異説・行政法 |
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サブタイトル | 後衛の山から主峰を望む |
刊行日 | 2022年3月31日 |
著者 | 武田真一郎 |
定価 | ¥3520(本体¥3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1765-8 |
Cコード | 3032 |
ページ数 | 448 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
1959 年東京生まれ。徳島大学総合科学部助教授、愛知大学法学部助教授、成蹊大学法科大学院教授を経て現在は成蹊大学法学部教授。
主な著書
吉野川住民投票(単著) 2013 年(東信堂)
条解国家賠償法(共著) 2019 年(弘文堂)
主な論文(単著)
「住民投票法制化への視点」
「条例による住民投票の制度設計」
「国家賠償における組織的過失について」
「続・国家賠償における違法性と過失について」
「アメリカの州における住民投票の一考察」
「ミズーリ州の自治憲章(ホームルール)に関する一考察」
はしがき
判例索引
序 章 交通反則金不当利得返還請求訴訟
第1 部 行政法総論
第1 章 行政と行政法
第2 章 行政の仕組み
第3 章 法律による行政の原理
第4 章 権力的な行為形式:行政行為
第5 章 非権力的な行為形式
第6 章 行政上の強制措置
第7 章 情報公開と個人情報の保護
第8 章 行政手続
第2 部 行政救済法
第9 章 損失補償
第10 章 国家賠償
第11 章 行政上の不服申立
第12 章 行政事件訴訟
事項索引
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