人類共通の「敵」に、国際社会が足並みを揃えられなかったのはなぜか――
本書は、コロナ・パンデミックによる国際社会・国内社会の大局的な変動を論じた総論2編と、世界各国(アメリカ・中国・日本・西欧・中東欧・韓国・北朝鮮・東南アジア・ラテンアメリカ・中東・中央アジア)の個別事例を分析した各論11編から、パンデミックの影響とその対応について総合的分析を行う。
分析から見えてきたのは、権威主義的な体制を有する国の対応の迅速さだ――。揺らぐ今日の国際情勢を冷静に分析した今必読の一冊!
タイトル | パンデミック対応の国際比較 |
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刊行日 | 2022年3月20日 |
著者 | 川上高司・石井貫太郎 編著 |
定価 | ¥2200(本体¥2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1770-2 |
Cコード | 3030 |
ページ数 | 248 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
まえがき(川上高司・石井貫太郎)
総論1 国際社会への影響
パンデミックと大国間関係(川上高司)
総論2 国内社会のシンギュラリティ
パンデミックとプロパガンダ社会(石井貫太郎)
各論1 パンデミックとアメリカ
「コロナ後」のアメリカと世界(前嶋和弘)
各論2 パンデミックと中国
パンデミックと中国(澁谷司)
各論3 パンデミックと日本
日本におけるパンデミック危機対応(宇佐美正行)
各論4 パンデミックと西欧
アフター・コロナの西欧政治と国際関係(志田淳二郎)
各論5 パンデミックと中欧・東欧
コロナ後の世界と中・東欧諸国の果たす役割(細田尚志)
各論6 パンデミックと韓国
パンデミックと韓国(武貞秀士)
各論7 パンデミックと北朝鮮
北朝鮮の新型コロナウイルス感染症対策とその展望(宮本悟)
各論8 パンデミックと東南アジア
ベトナムのコロナ対策と展望(遠藤聡)
各論9 パンデミックとラテンアメリカ
ラテンアメリカのコロナ禍(睦月規子)
各論10 パンデミックと中東
パンデミックと中東の今後(野村明史)
各論11 パンデミックと中央アジア
中央アジア諸国のパンデミック対応(新井春美)
執筆者紹介
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