大規模な森林火災、記録的洪水、干上がる大型河川、海面上昇で沈む島嶼国…。
異常気象に襲われている我々人類に何ができるのか?
近年、世界各地の先進国・途上国にかかわらず深刻な自然災害や食料危機を引き起こしてきた異常気象問題。その背景には、産業革命以降急増したCO2排出による地球温暖化があるとされており、国際社会は共通の問題として積極的に排出削減行動を取り始めている。本書では、そうした気候変動に関わる条約制定の歴史や対応する国際機関、そして京都議定書・パリ協定など法制度の仕組みとその課題を分かりやすく解説した入門書である。
シリーズ | 国際法・外交ブックレット⑥ |
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タイトル | 気候変動問題と国際法 |
刊行日 | 2024年2月 |
著者 | 西村智朗 |
定価 | ¥1100(本体¥1000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1795-5 |
Cコード | 0332 |
ページ数 | 96 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに
Ⅰ 地球環境問題としての気候変動
Ⅱ 気候変動に関する国際法
Ⅲ 気候変動条約制度の課題
おわりに
索引
表一覧
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