第二次世界大戦の原子爆弾投下により被爆を経験した広島の女性の生き様を描いた『命かがやいて』(2011年刊)が好評につき二カ国語版で再版決定。
映画監督・新藤兼人氏メッセージ(本書の序も執筆)「原爆にかかわった人たちよ、この少女の告白を聴いてください。あなた方は、自分が父母の子であり、妻の夫であり、子どもの父親であることを知るでしょう。」
タイトル | 命かがやいて[二カ国語版] |
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サブタイトル | 被爆セーラー服のなみだ |
刊行日 | 2022年08月10日 |
著者 | 大西知子 |
定価 | 税込1760円(本体 1600+税) |
ISBN | 978-4-7989-1797-9 |
Cコード | c0095 |
ページ数 | 144 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
「地の底の骨よ」 映画監督 新藤兼人
二カ国語版の刊行に際して 大西知子
第一部 平安
1 被爆する前の私の家族とくらし
2 被爆前日の八月五日(日曜日)
第二部 被爆
3 被爆(八月六日 月曜日)運命の日
4 被爆の翌日(八月七日 火曜日)
第三部 『ライフ』の自分
5 終戦日(八月十五日 水曜日)
6 昭和二十年 終戦の秋
第四部 一人の女性として
7 普通の日本人女性としての歩み
8 心臓手術を乗り越えて
9 河内家の今終わりからの始まり
終わりからの始まり(取材を終えて) 大西知子
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