ナチスによる弾圧を乗り越え、戦後のドイツ教育に新たな自由の風を吹き込んだシュタイナー学校の100年!
第一次世界大戦終戦後、社会のあり方を刷新すべく壮大な構想の下誕生したシュタイナー教育。1世紀以上にわたるその時代は、ナチス体制による強制閉鎖、そして敗戦後の混乱の中で、教育の自由と権利を追求する「闘い」の歴史だった――。戦禍のドイツで繰り広げられたシュタイナー学校「存続」のための葛藤と、戦後の「私立学校の自由」のための法改正を目指した奮闘を描く!
タイトル | ドイツ現代史とシュタイナー学校の闘い |
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刊行日 | 2023年5月22日 |
著者 | 遠藤 孝夫 |
定価 | 税込4180円(本体3800円+税) |
ISBN | 978-4-7989-1839-6 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 360 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はしがき
本書のための重要用語解説/ドイツ現代史およびシュタイナー学校関連年表/凡例
序 章 本書のねらいと構成
第1章 シュタイナー学校の創設とヴァイマル時代の学校運動の展開
第2章 ヒトラー第三帝国とシュタイナー学校の闘い
第3章 戦後初期ドイツにおけるシュタイナー学校の再建と基本法第7条の成立
第4章 「私立学校の自由」を求める闘いと私立学校法制の「肥沃化」
結 語
参考文献/あとがき/事項索引/人名索引
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