タイトル 比較教育学研究66
刊行日 2023年3月
著者 日本比較教育学会編
定価 ¥2200(本体¥2000+税)
ISBN 978-4-7989-1841-9
Cコード 3037
ページ数 296
判型 A5
製本 並製

特集1 学校における教員の役割・しごとを問い直す―コロナ禍での経験をとおして見えてきたこと
特集の趣旨(青木麻衣子)
コロナ禍における米国の教員―しごとの変化とその影響―(佐藤仁)
コロナ禍での経験をとおして見る教員のしごと・役割―オランダの事例―(吉田重和)
オーストラリアにおけるコロナ禍による教員の変容(伊井義人)
ブラジルにおける教員の「新たな」職務―コロナ禍で見えてきた教員の社会的貢献―(山口アンナ真美)
教育改革のジレンマのなかにいる日本の教員―コロナ禍における教育政策の分析から―(山崎智子)

特集2 教育学研究の国際化と比較教育学の役割 Internationalization of Education Research and the Role of Comparative Education
特集の趣旨(米澤彰純・北村友人・杉村美紀)
Comparative education and education research: Histories, theory construction and futures(Maria Manzon)
How has Comparative Education research contributed to the internationalization of education research and its academic societies under globalization?(Terri Kim)
Coloniality and the Politics of Comparative Education in Asia - re-‘ positioning’ Japan?(Edward Vickers)
Japan’s Comparative Education Contribution to Global Research:‘ Field as Method’(Jeremy Rappleye)

大会報告・特集(課題研究Ⅱ)
高等教育における「リバース・ジェンダー・ギャップ」 ―東南アジアの国際比較―(鴨川明子)

自由投稿論文
Influence of Parents ’ Educational Level on Children’s Access to Pre-primary Education in Uganda(Ayumu Yagi・Keiichi Ogawa)
中国における地方公費師範生政策の農村学校への教員補充の効果と限界 ―山東省公費師範卒業生の配置実態に基づいて―(王佳寧)
タイにおける「教育総会」構想をとおした地方教育ガバナンス改革の論理―教育官僚機構を前提とした協働型システムの導入―(橋本拓夢)

書評
中田有紀著『インドネシアのイスラーム基礎学習の組織的展開―学習テキストの創案と普及』(久志本裕子)
金美連著『韓国における教育福祉政策の展開と実践―個人の教育機会保障と社会関係資本醸成からのアプローチ』(松本麻人)
渡辺雅幸著『連邦制国家インドにおける高等教育の展開―1990年代以降の変化に着目して』(牛尾直行)
有本章著『学問生産性の本質―日米比較』(山田礼子)
京免徹雄著『現代キャリア教育システムの日仏比較研究―学校・教師の役割とそれを支えるメカニズム』(石嶺ちづる)

文献紹介
米原あき・佐藤真久・長尾眞文編著『SDGs時代の評価―価値を引き出し、変容を促す営み』(米原あき)
米澤彰純・嶋内佐絵・吉田文編著『学士課程教育のグローバル・スタディーズ―国際的視野への転換を展望する』(米澤彰純)
日下部達哉編著『イスラーム教育改革の国際比較』(日下部達哉)
園山大祐・辻野けんま編著『コロナ禍に世界の学校はどう向き合ったのか―子ども・保護者・学校・教育行政に迫る』(辻野けんま)
押川文子監修・小原優貴・茶谷智之・安念真衣子・野沢恵美子編著『教育からみる南アジア社会―交錯する機会と苦悩』(小原優貴)

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