300 年にわたるアメリカ高等教育の激動の歴史
アメリカ高等教育は、英国植民地下にある17 世紀半ば頃にカレッジの創設から始まった。創設期以降、啓蒙思想の拡がり、宗教要素の再興、南北戦争、科学技術の発展、世界大戦期への突入という時代を経てカレッジ・大学は様々な変容を遂げてきた。今日までのアメリカ高等教育史として、日本では20 年ぶりとなる待望の訳書である。とりわけ本書では、訳者らによる定訳のある訳語を適切に訳し分けると共に著者ガイガーの「10 の世代」論で今日までの戦後も含む高等教育史研究を位置づけた解題も付す。
タイトル | アメリカ高等教育史 |
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サブタイトル | その創立から第二次世界大戦までの学術と文化 |
刊行日 | 2023年07月 |
著者 | ロジャー・L・ガイガー著 原圭寛・間篠剛留・五島敦子・小野里拓・藤井翔太・原田早春訳 |
定価 | ¥9460(本体¥8600+税) |
ISBN | 978-4-7989-1851-8 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 744 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序文
プロローグ
第1 章 アメリカのカレッジにおける最初の1 世紀、1636-1740
第2 章 植民地カレッジ、1740-1780
第3 章 共和国的大学
第4 章 カレッジの低調
第5 章 カレッジ・ルネサンス、1820-1840
第6 章 地域間の相違と科学の進展、1840-1860
第7 章 ランドグラント・カレッジと実践的技芸
第8 章アメリカ的大学の形成
第9 章カレッジエイト・レボリューション
第10 章 マス高等教育、1915-1940
第11 章標準的なアメリカの大学
第12 章文化、キャリア、そして知識
注・引用参考文献/解題
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