知識偏重型教育からの脱却に向けて――。
ことばは概念を説明するのに有用ではあるが、すべての概念がことばによって説明されうるわけではない。用語を覚えるだけではなく、それを深く理解し、実践に用いる――これらが三位一体となることで、ことばの範疇に収斂されない「概念」が自らの学びの中に体系化されていく。暗記重視の教育伝統からなかなか脱却できないわが国の教育に警鐘を鳴らし、概念形成型教育のカリキュラムデザインと授業づくりの方途を解説した一冊!
タイトル | 思考の世界は概念が支える |
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サブタイトル | 主体的、対話的で深い学びの行き着くところ |
刊行日 | 2023年7月31日 |
著者 | 福田誠治 |
定価 | ¥2750(本体¥2500+税) |
ISBN | 978-4-7989-1860-0 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 264 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに
第1章 サブジェクト・マター(教科内容)
第2章 一次元カリキュラムの教科課程
第3章 二次元カリキュラムの教科課程
第4章 三次元カリキュラムの教科課程
第5章 概念形成を支援する授業作り
第6章 大学の授業
第7章 概念型カリキュラムの教育優位性
第8章 個人的経験と理論が出会う時
第9章 内言2
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