相互性、共同性、社会性、集合性
―4つの概念だけを主な道具立てに、それらの概念同士の関係を通じて社会秩序とその変化の構造を理解する鮮やかなる試み。二者間関係、家族、約束、所有、社会制度、政治、会社、社会運動、技術など、具体に即して考察は展開される。安定しつつも変化する社会の中で、社会と関わり生きる〈私〉たちすべてにむけて書かれた画期的な社会哲学書。
タイトル | 社会秩序とその変化についての哲学 |
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刊行日 | 2024年1月 |
著者 | 伊多波宗周 |
定価 | ¥2970(本体¥2700+税) |
ISBN | 978-4-7989-1871-6 |
Cコード | 3010 |
ページ数 | 344 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
序
第Ⅰ部 相互性と共同性
第1章 相互性について―共同性との断絶―
第2章 家族の共同性と社会
第3章 相互性と共同性へのまたがり、社会性へのつなぎ―約束について―
第Ⅱ部 社会性と集合性
第4章 所有と権利の世界
第5章 社会の内と外―政治について―
第6章 集合性について―成り立たせていくものとしての社会の理路―
第Ⅲ部 社会秩序の変化
第7章 言葉の運動としての社会運動
第8章 相互性・社会性と秩序変化―松永哲学試論―
第9章 社会秩序変化の秩序
おわりに―社会と関わる〈私〉と個人―
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