北米の教育博物館をもとに明治期に設立された文部省教育博物館、そしてその文部省教育博物館をもとに設立された府県立の教育博物館――欧米の単なる「模倣」ではなく国内情勢や地域社会との関わりの中で時代に応じて様々に「模索」され変遷してきた教育博物館の役割を、貴重な史資料を丹念に辿り追究し改めて博物館と学校との連携の必要性を浮かびあげさせた歴史学的教育研究の成果!
タイトル | 近代日本の教育博物館 |
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サブタイトル | モデル館と地域の関係史 |
刊行日 | 2024年3月 |
著者 | 髙田麻美著 |
定価 | ¥4730(本体¥4300+税) |
ISBN | 978-4-7989-1879-2 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 256 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序 章
第1章 北米における二つの教育博物館
第2章 文部省における教育博物館情報の摂取
第3章 文部省教育博物館における資料の収集と展示
第4章 文部省教育博物館における教具の普及
第5章 学校を対象とした文部省教育博物館の教育支援
第6章 文部省教育博物館における学術講義
第7章 東京府における学術講義
第8章 大阪府教育博物館の設立と縮小
第9章 福岡博物館の設立と廃止
終 章
引用参考文献/あとがき
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