ユニークな高等教育機関――独立学院についての類書なき総合的研究!
日本同様、大学の大衆化・グローバル化が進行する現代の中国。時代の変化に合わせて様々な教育のあり方が試みられる中、総合大学を母体とした新たな高等教育機関としての独立学院が90年代末に誕生した。本書は、独立学院というユニークな制度の発足から今日に至る展開を辿るとともに、その多様な教育実践、教育効果、そして直面している課題も捉えた包括的研究の書!
タイトル | 中国独立学院制度の発足・普及・変貌 |
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サブタイトル | 高等教育発展の新たな試み |
刊行日 | 2024年5月 |
著者 | 潘秋静著 |
定価 | ¥5940(本体¥5400+税) |
ISBN | 978-4-7989-1887-7 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 288 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
まえがき
序 章 本書の狙いと分析の視点
第一部 〈成立編:新制度の発足〉
第1章 独立学院の登場・現状・課題
第二部 〈展開編:普及に伴う質保証と差別化〉
第2章 政府を主体とする外部質保証と実施効果
第3章 機関別進学者の属性から見た独立学院の社会的イメージ
第4章 応用型教育の展開と効果―政府・機関・学生の視点
第5章 独立学院の教育効果とその規定要因―アウトカムの視点
第6章 消費者としての学生(卒業生)から見た独立学院への投資価値
第三部 〈将来展望編:変貌〉
第7章 独立学院制度の将来展望
第四部 〈示唆編:高等教育発展への示唆〉
終 章 高等教育発展への示唆
参考文献/あとがき/事項索引/人名索引
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