『持続可能な未来に向けた「学びの共同体」』や『SDGs時代に見る教育の普遍化と格差』など、最先端の研究や事例を扱った比較教育学の論文集第68巻。
タイトル | 比較教育学研究68 |
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刊行日 | 2024年1月 |
著者 | 比較教育学会編 |
定価 | ¥2200(本体2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1900-3 |
Cコード | C3037 |
ページ数 | 296 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
自由投稿論文
スーダン人高度人材の帰国と母国への貢献意識(黒川智恵)
―頭脳流入をめぐる揺らぎに注目して―
東ティモールにおける教授言語問題の構造に関する考察(須藤玲)
―地域社会に生きる人々の言語選択の「ゆらぎ」に着目して―
持続可能な開発のための教育における統合ステークホルダーシップ・モデル(早川有香)
米国大学日本校をめぐるパートナーシップの解明(吉岡 香奈)
―地方自治体をパートナーとした米国大学日本校の事例に着目して―
大会報告
特集1 公開シンポジウム 持続可能な未来に向けた「学びの共同体」
特集の趣旨(丸山英樹)
基調講演 持続可能な未来に向けた学びの共同体(佐藤学)
持続可能な未来に向けた「学び」のあり方 (北村友人)
―ユネスコ報告書が提示してきた議論を再考する―
持続可能な未来に向けた東アジアの学びと学校改革(上野正道)
旧ソ連諸国のポスト社会主義教育と持続可能な未来に向けた「学びの共同体」(澤野由紀子)
ESD 3.0 で2050年の教育と社会を想像する( 丸山英樹)
議論の総括(1)(荻巣崇世)
議論の総括(2)(杉村美紀)
特集2 SDGs時代にみる教育の普遍化と格差
―アフリカの事例と国際比較から読み解く―
特集の趣旨(澤村信英)
SDGs時代のケニアにおける教育の普遍化と格差(小川未空)
―地域間格差に焦点を当てて―
ウガンダにおけるSDGs時代の基礎教育普遍化と格差(坂上勝基)
―近年の動向の検証と今後の展望―
南アフリカ共和国における教育の普遍化と格差の現状と論点(坂口真康)
―格差是正の対策・支援と「人間の尊厳」―
アフリカ諸国における学校教育制度による教育の格差拡大(大塲麻代)
―ウブントゥ(ubuntu)のヒューマニズムは教育の格差是正にどうつながるか―
21世紀に求められるフィールドワーカーによる比較教育研究(園山大祐)
―エスノセントリズムを乗り超えて―