アップグレードした教学マネジメント2.0へ!
各大学では近年、教学マネジメントの名の下に学習目標の設定およびその評価方法が日々模索されてきた。しかし今日、教学マネジメントは、政策決定者や中間団体、大学執行部、教育現場間の齟齬の中で翻弄され、教員にとっては研究の枷となり、また学生にはその周知すら及んでいない現状にある。形骸化しつつある教学マネジメントの実態を様々な具体事例から改めて検証し、実際の授業や学習に反映させるべくアップグレードした「教学マネジメント2.0」を提唱したJUAA選書第18弾!
シリーズ | JUAA選書 第18巻 |
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タイトル | 大学における教学マネジメント2.0 |
サブタイトル | やらされ仕事から脱し、学びの充実のための営みへ |
刊行日 | 2024年5月 |
著者 | 大森不二雄編著 |
定価 | ¥3190(本体¥2900+税) |
ISBN | 978-4-7989-1903-4 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 264 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はしがき(大森不二雄)
第1部 教学マネジメント2.0の提言と根拠としての現場の実態
第1章 教学マネジメントのアップグレード(大森不二雄)
第2章 教学マネジメント政策に対する大学教員の認識(両角亜希子)
第3章 アンケート調査から見えた学習成果の可視化の諸相(安田淳一郎)
第4章 現場の声が伝えること(森朋子)
第5章 教学マネジメントの現場における多元的現実(藤村正之)
第6章 「教学マネジメント2.0」と大学団体(松坂顕範)
第2部 教学マネジメントの具体策及び実践事例
第1章 各学問分野の教育研究(DBER)と実践の普及(大森不二雄)
第2章 教学マネジメント2.0に向けた現場における知見としての茨城大学の実践事例(嶌田敏行)
第3章 総合教育部長、地雷を踏む(鈴木久男)
第4章 内部質保証のための外部評価の効果と課題(森正美)
第5章 淑徳大学における「ボトムアップ志向」の教育改革(荒木俊博・下山昭夫)
第6章 「学び」をマネジメントする大学総出の教学マネジメント(河本達毅)
あとがき(大森不二雄)
索引/執筆者一覧
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