シリーズ JUAA選書 第19巻
タイトル 21世紀型リベラルアーツと大学・社会の対話
刊行日 2024年5月
著者 大学基準協会 監修/山田礼子 編著
定価 ¥3410(本体¥3100+税)
ISBN 978-4-7989-1904-1
Cコード 3037
ページ数 296
判型 A5
製本 上製

予測不可能な時代に応えた人材育成を目指す大学の取り組みと提言!

VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)と呼ばれる予測不可能な時代に要請される人材・能力育成に向け、各大学で「21世紀型リベラルアーツ教育」が試行錯誤されている現状だ。それを深化発展させるためには、緊密ではなかった大学と企業・社会との間の絶え間ないコミュニケーション・対話が必要だ。大学と企業双方欠落していた問題の綿密な調査と分析を通じて、大学での教育実践内容と企業・社会が求める期待との間にある意見の違いを浮かび上がらせ、両者間の双方向の対話を促したJUAA選書第19弾!

はしがき(山田礼子)
第1部 教養教育・リベラルアーツを巡って
第1章 教養教育を巡る議論の流れ―論点と課題―(生和秀敏)
第2章 21世紀型リベラルアーツ教育の現状と展望(石井洋二郎)
第3章 一般教育の意義と大学に求められる教育(田代守)
第2部 21世紀型リベラルアーツ教育の調査研究の結果から
第1章 アンケート調査(大学)の結果から見えてきたもの(堀井祐介)
第2章 21世紀型リベラルアーツ教育をめぐる大学の取り組み、そのカリキュラムの開発・設計と支援の手立てをめぐって(杉森公一)
第3章 21世紀リベラルアーツ教育に関する企業等の評価と期待(山田礼子)
第4章 21世紀リベラルアーツ教育に関する企業等へのインタビュー調査結果分析(小林浩)
第3部 大学・社会の今
第1章 大阪大学における新しい時代の能力育成を目指した全学共通教育カリキュラム改革(村上正行)
第2章 静岡大学における学士課程教育の共通性と学生の主体的能動的学びへの取り組み(杉山康司)
第3章 「汎用力」と「教養」を具えた次世代の担い手の育成に向けて(江口建)
第4章 現代におけるリベラルアーツの追求(山下王世・石田和彦)
第4部 「ブラックボックス化」を超えて―大学教育と社会を巡る座談会記録―(長谷川知子・妹背正雄・杉本義行・佐野充・武田誠・出口良太・鶴見直城・小林浩・(司会)山田礼子)
第5部 資料編
終章(あとがき)(山田礼子)
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