巻頭言 平和を阻むもの―『モモ』と資本主義(西原和久)
特集1:コスモポリタニズムの可能性を問う
丸山のファシズム論とバウマンのホロコースト論―コスモポリタニズムへの収斂?(片桐雅隆)
差異を踏まえた普遍の探究―コスモポリタニズムはなぜ重要なのか(鈴木弥香子)
知のグローカル化・グローカル化した知識―万人対等主義としてのコスモポリタニズム(藤田哲司)
社会学におけるコスモポリタン的転回―カエルにキス⁉︎(ウルリッヒ・ベック)
特集2:平和運動と平和教育
継承と平和―広島における体験継承の目的化と平和運動の変質(根本雅也)
特別寄稿エッセイ 韓国における反核平和運動の模索(趙 誠倫)
真正性を伴う平和教育の創発に関する考察―「総合的な探究の時間」における平和教育の創発過程を事例として(高野慎太郎)
中等教育における平和教育の再検討―法的根拠にもとづく実践の位置づけに向けて(柿原 豪)
沖縄における戦争非当事者世代による平和学習の実践―「修学旅行生」に向けた平和学習とそこに関わる若者たちの意識(古梶隆人)
特集3:平和思想を考える
文化戦争から文化総合へ―エルンスト・トレルチとトーマス・マンの政治思想(濵田泰弘)
平和社会学と平和構築論への視角―戦争原因論から脱資本主義と脱国家主義の未来展望へ(西原和久)
平和をめぐるエッセイ
日・中の間に平和な海を―辛亥革命直後の孫文インタビュー等(緒方 修)
境界変動地域研究とその自己エスノグラフィ―平和構築のための基礎研究に向けて(山口博史)
タイトル | 平和社会学研究 第2号 |
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刊行日 | 2024年5月 |
著者 | 平和社会学研究会 編 |
定価 | ¥3080(本体¥2800+税) |
ISBN | 978-4-7989-1909-6 |
Cコード | 3030 |
ページ数 | 304 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
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