タイトル 人と社会をつなぐ評価
サブタイトル 孤立化と分断を超えて
刊行日 2025年03月05日
著者 南浦涼介・三代純平・石井英真・中川祐治・佐藤慎司編著
定価 ¥2970(本体¥2700+税)
ISBN 978-4-7989-1949-2
Cコード 3037
判型 A5
製本 並製

ナラティブがつくり出す、教育評価の新たな境地へ!

日本の生産年齢人口の低下および外国人児童の増加に伴い、外国人の日本社会へのシームレスな接続が喫緊の課題になっている。日本語教育は、教室内の言語学習を越え、社会参加のための教育もふまえた新たな時代に突入しつつある。その評価基準も、ペーパーテストで測られる数値化されたものだけでなく、新たな改革が必要だ―。「ナラティブ評価」という新たな基準を提唱し、日本語教育のさらなる奥行きと広がり、さらに教育学との架橋と拡張を捉えた評価理論と実践の書!

序章 なぜ、今、教育評価なのか。それを日本語教育で語るのか (南浦涼介)
第1部 理論編―人と社会をつなぐナラティブ評価
 第1章 教育評価研究の系譜と「評価」概念の問い直し (石井英真)
 第2章 日本語教育における評価研究の系譜(南浦涼介・三代純平・石井英真・中川祐治・佐藤慎司)
 第3章 人と社会をつなぐ評価―ナラティブ評価の可能性(三代純平・南浦涼介・佐藤慎司・中川祐治・石井英真)
第2部 実践史編―実践史の中のナラティブ評価
 第4章 善元幸夫の実践からナラティブ評価を発見する (南浦涼介)
 第5章 総合活動型日本語教育における評価再考 (三代純平)
第3部 実践編―社会とつなぐ実践とナラティブ評価
 第6章 出会いと学びのデザイン (三代純平・米徳信一・神吉宇一)
 第7章 「生活者としての外国人」と地域をつなぐ実践 (中川祐治)
 第8章 声と姿でつなぐ子どもたちと学校・地域―基町小学校の学校づくり(南浦涼介・二宮孝司)
 第9章 多様な言語観・言語学習観を考える (佐藤慎司・嶋津百代)
あとがき (三代純平)
編著者紹介

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