今日の日中間の諸問題を考える上で不可欠の労作
日華平和条約と日中共同声明との関係、戦後賠償訴訟、分裂国家に関わる複雑を極める日中間諸問題を、国際法に依拠して詳細的確に論究した労作。「西松建設事件最高裁判決の理論的基礎」との論評はじめ、法曹界における評価の高い論考の集大成として、今後の日中間の懸案解決に必須の書。
タイトル | 日中戦後賠償と国際法 |
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刊行日 | 2015年02月26日 |
著者 | 浅田正彦 |
定価 | ¥5720(本体¥5200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1283-7 |
Cコード | 3032 |
ページ数 | 552 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はしがき
序 章 問題の所在
第一章 日華平和条約締結の経緯
第二章 日華平和条約
第三章 日中共同声明
第四章 日本における中国関連の戦後賠償訴訟
第五章 残された問題
第六章 日華平和条約の終了の意味
第七章 日華平和条約の終了と条約法条約
第八章 日華平和条約終了声明の意味
─日華平和条約以外の日華間条約の存在
終 章 まとめ
補 論 西松建設事件および中国人慰安婦
二次訴訟の最高裁判決
資 料
初出一覧
索 引
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