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環境
2007年
公害被害放置の社会学――イタイイタイ病・カドミウム問題の歴史と現在

飯島伸子、渡辺伸一、藤川賢 著

2007.12.25刊 374頁 A5判
上装 3,600円(本体)
ISBN978-4-88713-800-1 C3036

公害被害放置の社会学
  ――イタイイタイ病・カドミウム問題の歴史と現在

公害問題の再検証を通じ日本社会の暗部を鋭く抉る

一般にすでに解決済みとみなされている公害問題だが、実はその後も見捨てられていた被害者が後を絶たない。こうした「被害放置」を生み出す理由は何か――四大公害訴訟中最も成果を収めたとされるイタイイタイ病・カドミウム問題が抱える生々しい歴史と現状を、社会学的分析に基づき精緻に再検証し、この種の「放置」は公害問題のみならず、わが国の行政・医療・社会の暗部に横たわる広範かつ本質的な現象であることを、強烈に示唆した労作。

第1章 被害放置に着目する意味
第2章 イタイイタイ病の発見はなぜ遅れたのか
第3章 公害病を否定する政治
第4章 否定された公害病
第5章 予防と放置
第6章 イタイイタイ病医学研究班の社会学
第7章 富山で今、問われていること
第8章 農業被害はなぜ軽視されるのか
第9章 食品中カドミウム濃度基準の現在
第10章 イタイイタイ病をめぐる差別と被害放置
第11章 イタイイタイ病をめぐる被害構造と放置
第12章 公害被害放置の社会学

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環境――設計の思想

松永澄夫 編

2007.3.31刊 285頁 B6判
並装 2,300円(本体)
ISBN978-4-88713-742-4 C3000

環境
  ――設計の思想

第1章 環境に対する要求と設計の主体
第2章 共同性の創設と環境問題
第3章 北方四島をどう保全するか――世界自然遺産の拡張という選択肢
第4章 自然をめぐる合意の設計
第5章 生態系管理の設計
第6章 「自然の設計」の思想――生物多様性を保全するしくみを「設計」するために
第7章 「脱温暖化」と「脱近代化」――まちやむらのこころと技術をつくり直す

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